【幼児教育】5歳児(年長)にはどんな教育をしたらいいの?おすすめの通信教材も紹介

幼児教育

5歳児のパパママ「5歳児にはどんな教育をしたいいのだろう?子どもの能力を伸ばす教育をしたい。」

本記事では、こういった疑問にお応えします。

本記事の内容

子どもが5歳にもなると、習い事を始めたり、小学校の教育を先取りしている方もいるのではないでしょうか。

年長はまだ幼児と呼ばれていますが、友達同士でルールや決まり事を独自に作るなど、3、4歳の頃よりも高度な遊びができるようになります。

そんな心も身体も成長盛りの5歳児に、適切な教育をする事でもっと才能を伸ばしてあげましょう。

5歳児の教育では生涯使える「思考力」を授けよう【先取り教育は効果が限定的】

6歳の子どもの教育として、小学校で習う内容を先取りして勉強しようと考える方が多いのではないでしょうか。

例えば、早期の幼児教育でよく行われるのは、文字の読み書きなどの小学校で後々行うことになる「勉強」を入学前にすることです。

しかし、小学校で行う「勉強」を入学前に行うことの効果は限定的であることがわかっています。

発達心理学の研究をしているお茶の水女子大学の内田伸子教授は著書『子どもの見ている世界: 誕生から6歳までの子育て・親育ち』で以下のように述べています。

3歳での『読み書き』能力は、親の所得や教育投資額が多いほど高かったものの、小学校入学前には『読み書き』能力の差は消滅した

小学校のお受験を考えている方は、受験対策として必要になるかもしれません。

しかし、一般的な子どもであれば、わざわざこの時期にあえて勉強を行うメリットはあまりありません。誰もが小学校1年生から読み書きを勉強したとしても、習得可能だからです。

5歳児の教育では「思考力」を伸ばすことが重要

5歳児の教育では、短期的な読み書きなどの能力ではなく、長期的に必要となる「思考力」や「好奇心」を伸ばしてあげることが重要です。

小学校低学年では、読み書きや計算を幼児期に先取りして学習していた子の方がテストで良い点数を取れるかもしれません。

しかし、その差は次第に埋まっていき、小学校の高学年になると成績に伸び悩む子が出てきます。

小学校の高学年の学習では、考えることが求められる問題が増えてきます。そのため、高学年で急に伸び悩む子の原因は、自分で考える思考力が身についてないことにあります。

「好奇心」は社会人として幸せに生きるための重要な能力

さらに、もっと長期的な視点で考えてみましょう。

人生100年時代といわれる現代において、会社に入社したら終わりではありません。大人になっても自発的に学習を続ける必要があります。

また、AIがどんどん人間の単純作業を自動化している事を考えても、思考力や好奇心を強く持って行動できる人間が今後ますます重宝されることは明らかです。

実際に現社会においても、成功を収めている人たちは好奇心が強く、夢中になって作業や仕事に取り組んでいる人です。

ホリエモンさんや落合陽一さんなど成功している人は例外なく好奇心の塊です。また、私の周りでも仕事ができる人は好奇心が強い人が多いです。

これは当然と言えば当然ですよね。イヤイヤ作業をする人が、楽しんで作業をする人に勝てるはずがありません。

それに、自分の子どもにはどうせなら人生楽しく生きて欲しいと思いませんか。

子どもが大人になっても必要となる思考力や好奇心を、教育を行う事で授けてあげましょう。

5歳児の思考力をや好奇心伸ばす教育【通信教材はコスパよし】

近年の研究結果から、3歳から6歳で脳の構造は90パーセントが完成することが明らかとなりました。

また、知的好奇心も徐々に育まれていき、6歳がピークとなります。そして6歳から中学生1年生までは知的好奇心の成長は小さくなり、中学1年以降は知的好奇心が伸びなくなります。

目には見えませんが、知的好奇心も身長が伸びるのと全く同じイメージです。身長と同じで少しずつ伸びていき、中学1年になると伸びなくなります。

5歳児は知的好奇心に加え、「論理的な思考」や「認知力」が特に発達する時期でもあります。

人生における基礎能力がアップするボーナスタイムと言っていいでしょう。

ポケモンやドラクエを知っている方であれば、以下の例えが分かりやすいと思います。

6歳以降でも技やスキルは覚えるけど、攻撃力や防御力といった基礎能力は伸びなくなる

子どもの幸せを願うなら幼児教育に取り組まない理由はないです。
せっかく努力してスキル(例えば資格)を身につけたとしても、成果を上げられないなんてことになるのはかわいそうですよね。

5歳児の思考力や好奇心を伸ばすための教育

5歳児の思考力や好奇心を伸ばすための教育は、以下のような手段が考えられます。

思考力や好奇心を伸ばすための教育

  • 習い事などの幼児教室に通う
  • 家庭で教育する

それぞれ見ていきましょう。

習い事に通わせる

スポーツなどの習い事に通わせることで、子どもの好奇心を刺激することができます。また、他の子どものとの関わりの中でコミュニケーションの取り方を身につけることができます。

子どもが興味をもつものに集中して取り組める環境を用意してあげることで、知的好奇心が伸びます。

知的好奇心は中学1年までしか育たず、急にも育ちません。

長年コツコツと時間をかけ、いろいろな経験や体験をしてもらい、日々の生活の中で育んでいきましょう。

また、教室ではひとりではないので、当然おもちゃの譲り合いやルールを学ぶ必要が有ります。そういった中で、他人との関わり方などコミュニケーションの仕方を学ぶ機会となります。

幼児教室の選び方

いざ教室に通おうとなると、

どんな幼児教室が自分の子どもに合っているか、どこの教室であれば自分の子どもを成長させてくれるか

と、悩みますよね。

そんなときに口コミや評判を調べる方がいると思いますが、半分正解で半分間違っています。

子どもにとって良い教室・教材とは

子どもが興味を持ち、やる気を持って取り組めるものです。

そのため、どんなに口コミや評判が良くて、他の子に効果があったとしても、自分の子どもに合うとは限りません。

そのため、まずは教室見学や無料体験で子どもの反応を確かめてみてください。

ただし、一般的に評価の高い教室は、「確率的に」自分の子どもにも効果がある可能性が高いので、そういった教室から見学するのが効率がいいです。

以下の記事では、具体的におすすめの教室を紹介しているので良ければ参考にしてください。

家庭で教育する

家庭で教育することでも、子どもの好奇心や思考力を伸ばすことは十分可能です。

幼児教室を複数通わせるのは、お財布的に少し厳しいと言う方にはおすすめです。また、平日は会社なので週末くらいしか子どもと触れ合う時間を取れない方にも、その機会を作るのにおすすめです。

幼児教室の選び方でも述べたとおり、子どもにとっていい教材とは興味を持って、楽しく取り組める教材です。

4歳児の通信教材

どの教材も実績があり、考えられて作られているので、取り組まないより取り組んだ方が効果はあります。

その教材も無料資料請求などにより、サンプル教材を体験可能です。まずは全部試してみて子どもの反応を確かめるのがおすすめです。

無料資料請求するのが手間な方はZ会幼児コースがおすすめ

確かに全ての教材を無料資料請求し試してみるのは大変です。そんな方には、Z会の幼児コースがおすすめです。

Z会幼児コースのおすすめポイント

  • 思考力や好奇心の向上など長期的な子どもの能力向上に重きを置いている
  • 「ぺあぜっと」という親子で実験などを行う他にはない教材がある
  • 親向けの説明教材もあり、教育の仕方に関して親も成長できる

Z会幼児コースは、親と子どもが一緒に取り組み、その中で親子の絆を深めていける点もおすすめです。

» Z会幼児コースの無料体験はこちら

Z会幼児コースについて詳しいことは以下の記事で説明しています。

5歳児からはプログラミングという選択肢もある

5歳児になれば、プログラミングを教えるという選択肢もあります。

早い子であれば4歳ごろからプログラミングを題材にしたおもちゃで遊べるかもしれません。しかし、発達にもよるので一概に全員がプログラミング教材で遊べるのは5歳からとなります。

小学校でプログラミング必須科目になった理由

小学校からも必須科目となり、プログラミング教育に注目が集まっています。

小学校のプログラミング教育の狙いは、「プログラミングができるようになること」ではありません。

プログラミング教育によってによって論理的思考力を育むことが狙いです。

プログラミングを少しでも経験したことがある方であれば、なぜプログラミングによって論理的思考力が育まれるかわかると思います。

経験のない方は、家具の組み立てを想像してみると分かりやすいです。

プログラミングは説明書のない家具の部品を一つ一つ組み立てていくのと頭の使い方はほぼ同じです。完成像を考え、どのような手順で、どの部品を組み合わせていけばいいかを考えます。

つまり、目的やゴールから逆算し物事を順序立てて考えていく必要があり、その過程で論理的思考力が育ちます。

私はAI(人工知能)エンジニアの職についているので、プログラミング教育で論理的思考力が育つのは間違い無いだろうと思っています。

おすすめはレゴロボット

おすすめは、レゴ® WeDo2.0 for home
という商品です。

レゴロボットは世界80カ国以上の教育機関で採用される世界標準の教材です。

私は大学の授業でプログラミングを習ったのですが、レゴロボットを使った授業で勉強しました。

ロボットを組み立て、実際に動かすことで、ものづくりとプログラムの基本を学ぶことができるので、楽しんで取り組めます。

親がプログラミング経験がないとしても、子ども1人でも取り組める発展的な課題を掲載したワークブックもついているので、家庭で学習をすぐに始められる内容になっています。

大人がやっても楽しいので、プログラミングの経験がない方は是非この機会に子どもと一緒に学んでみてはいかがでしょうか。
» 「レゴ® WeDo2.0 for home」の公式HP



まとめ:5歳児の教育に今日から取り組もう【6歳までに脳の90%が形成される】

幼児教室や家庭でできる通信教材について説明しました。繰り返しにはなりますが、金銭面で迷われている方にはお伝えしたいことがあります。

6歳までに脳の90%が形成されるということです。

脳が完成するまでの成長途中は、特にいろいろな事を効率よく吸収できます。そして、将来学ぶための基礎(いわゆる地頭)が形成されます。

大人になってからでも成長はできるのですが、好奇心などはこの時期でなければ育ちません。

ノーベル賞受賞者のヘックマン教授は幼児教育について実験結果から以下のように結論づけました。

  • 幼児教育の有無が中学生、高校生世代の勉強する意欲にまで影響が出る
  • 幼児期への教育投資が最もコスパが良く、4歳児に1万円教育投資すれば、大人になると300万円分の価値になる
  • 幼児教育にお金をかけることで、将来の高い塾代や私立のお金を抑えられる可能性が十分にあります。

    Z会幼児コースであれば月々2000円ほどです。1日に換算すれば、100円もいきません。

    これだけで子どもの将来幸せになる可能性が高まるのであれば、安いのではないでしょうか。

    繰り返しになりますが、6歳までに脳の90%が形成されます。迷っているのであれば申し込むだけですぐにでも試すことのできる通信教材から始めてみてはいかがでしょうか。
    » Z会幼児コースの無料体験はこちら