右脳教育のその後を調査!その結果が怖すぎた【間違った幼児教育は不幸になる】

幼児教育

育児をしているパパママ「天才児を育てるためには、右脳教育が効果的って聞くけど、その後はどんなふうに成長したの?子どもの成長に悪影響はないの?」

本記事では、こういった疑問にお応えします。

本記事の内容

私自身も幼児期に右脳教育をしている幼児教室に通わせようかなと思っていました。

その際に右脳教育を受けた子どもは、どのように成長したのか気になって調べてみました。

「東大に余裕で合格した」や「超人的な記憶力を身につけた」などポジティブな内容を期待していたのですが、実際は悪い話ばかり出てきました。

結局我が家は右脳教室に通うのをやめました。体験教室をしてみて、自分の子には泡なさそうだと感じたからです。

右脳教育をご検討のパパママは、本記事を読むことで右脳教育には少なからず発育にリスクがあることがご理解いただけると思います。

右脳教育のその後に関する悪い口コミの内容

右脳教育といえば、「七田式教育」や「フラッシュカード」や「ドッツカード」が有名です。

どれも右脳を刺激し発達させることを目的としています。右脳が発達すると、膨大な情報を一瞬で処理したり、記憶ができることから、天才児に育つと言われています。

右脳教育を受けたその後に関して、以下のような悩み相談や口コミが出てきました。

右脳教育のその後に関する悪い口コミ

  • 七田式を受けて、極度の怖がりになった
  • 七田式を受けて子どもにうつ病の症状が出た
  • 七田式に通っていたが、奇声を発したり、ずっと集中して机に向かえなくなった
  • 独り言ばかりを言うようになった
  • 名前を読んでも振り返らなくなった
  • 生気が感じられなくなった
  • 元気がなくなった
  • 自主性が失われてしまった
  • 子どもの思考力が育たない
  • 自閉症と似た言動をするようになった
  • 自然な遊びができなくなり、機械的な声で話したり読んだりする

正直読んでて怖くなりました。

自分の子どもに良かれと思って行った教育で、このようになってしまった親は悲しすぎますよね。

これらの口コミが100%真実とも限らない

上記の口コミは、あくまでネット上に書かれたことで、実名も出ていないので100%真実とは限らないことに留意してください。

右脳教育を受けた子どもが優秀すぎて、嫉妬したなどの理由で、書き込んでいる可能性もゼロではありません。

また、仮に事実だったとしても、それが右脳教育が原因なのかは断定できません。

しかし、煙が立たないところに火は立たないというように、全くの嘘ではないんじゃないかと感じています。

では、信憑性を担保するためには、科学的な根拠などないかと思い、論文や本などで調べてみました。

右脳教育を受けたその後の悪影響に関する論文を調査

結論としては、右脳教育が幼児のその後の成長に悪影響を及ぼすという結果は、論文からは発見することができませんでした。

しかし、「ホンマでっかTV」にも出演している脳科学者の澤口俊之氏が興味深い言及をしていました。

「右脳開発」には医学や脳科学の分野から研究に基づいた学術的・科学的根拠がない

フラッシュカードに関しては,まともな論文は,私の知る限りゼロであり、非科学的である。

独自に行ったフラッシュカードの教育効果についての研究結果は、「フラッシュカードは幼児では脳機能の発達を阻害する」と結論づける。

詳細が知りたい方は、澤口俊之著『やる気脳を育てる』を手にとってみてください。

澤口俊之氏は、幼少期の脳教育や発達障害改善の研究を行っている研究者であり、信憑性があると思っています。

また、理系の私からみても、昔からある教育方法なのに、なぜ科学的に効果が証明されていないのだろうと疑問です。

フラッシュカードが子どもに与える悪影響

フラッシュカードは、幼児の目の前で絵が描かれたカードを1秒以内のスピードで次々と切り替えていくものです。

動画のようなことを繰り返し行うのが七田式教育で行われているフラッシュカードです。

人によって感じ方は違うと思いますが、私はこの動画を見て私は少なからずストレスのような不快感を感じました。

子どもの自主性を無視して、ずっとこんなのを見せられていたら、気がおかしくなるのもわからなくはないです。

私たちはまだわかっていますが、意味もわからず見せられれば、

「いちご、かき、くり、さくらんぼ・・・」と脳に残った言葉をブツブツいうようになるというのも少し納得できます。

子どもがこれを楽しんでいるのれあればまだいいのですが、嫌なそぶりをしているのであれば絶対にやめたほうが良さそうです。

右脳教育のその後に関する良い口コミ

七田式を受けた有名人で言うと、フィギアスケーターの本田真凛さんがいます。

真凛さんはフィギュアスケートのふりを一度で覚えてしまうことから、その秘密は七田式教育にあるんじゃないかとも話題になりました。

しかし、上述の脳科学者である澤口俊之氏の研究から分かるように、効果に裏付け(科学的根拠)はありません。

そのため、七田式のおかげかもしれませんし、そうではなく別の教育が良かったからと言う可能性もあります。

東大生の中には七田式を受講していた人が多い

東大生の中には七田式を受講していた人が多いと言ううわさもあります。

さんまさんと現役東大生のバラエティー番組である「さんまの東大方程式」でも七田式が取り上げられていました。

くどいようですが、効果に裏付け(科学的根拠)はありません。

個人的には、七田式を受けさせる両親は裕福で、総じて教育にお金をかけたからではないかとも思っています。

七田式の幼児教室の費用は1年で約25万円と入会金などの期費用5万円がかかります。

幼児期にお金をかけると言うことは、その後も家庭教師や私立小中学校など、教育にお金をかけたのではないでしょうか。

まとめ:幼児教育で右脳教育を重視しすぎるのは良くない

調査の結果から、幼児教育で右脳教育を重視しすぎると、精神障害が発生する可能性が少なからずあることがわかりました。

しかし、科学的根拠はないので、必ずしも右脳教育をする七田式が悪影響を及ぼすとも限りません。

一方で、七田式によって右脳が育つと言う科学的根拠もないこともわかりました。

人工知能、Youtuber、フリーランスの拡大など、世の中が大きく変わっています。

そんな時代に必要となるのは、思考力や好奇心だと私は思いますが皆さんはどう思われますか?

七田式や右脳教育以外の教育法に関しては、以下の記事を参照してみてください。