幼児教育に英語は必要なのか?行うならリスニングがおすすめ【メリット・デメリット】
幼児教育が気になっているパパママ「幼児教育に英語は必要なのだろうか?メリットデメリットを知りたい。行うとしたら何をしたらいいのだろう?」
こう言った疑問についてお伝えします。
私自身大学に入るまでは、海外旅行も行ったことがなく、英語を全く話すことができませんでした。そんな私でも勉強をし、英語が社内公用語であったオランダのITベンチャー企業で1年間働くことができました。
そんな私の経験談も踏まえ、幼児教育に英語は必要なのか考察していきたいと思います。
本記事の内容
生後6ヶ月から英語耳の成長が始まる
パトリシア・クール博士の研究によると、生後6ヶ月の赤ちゃんから英語耳の成長が始まることがわかりました。そのため、早期の英語教育は効果があるということになります。
「英語耳」とは「r」や「l」の音の違いなど、英語を聞き分ける能力のことを言います。
年齢を重ねるごとに、高周波周な英語「雑音」としか認識出来きなくなる傾向が強くなるそうです。
そう言った背景もあり、早期の幼児教育で英語が重要であると言われています。
スピーキングへの影響
オランダのベンチャーで働いていたときには、26ヶ国籍の労働者がいました。大体みんな母国語のなまりがあって、発音に特徴があります。
特にインド人のなまりはすごいです。そして、日本人のなまりもすごく、当然ずっと日本で暮らしてきた私のなまりもすごく、特に初対面の人には聞き返されることが多かったです。
非ネイティブなのに綺麗な英語を話している人は、だいたい英語圏に暮らしていた経験がある人が多かったです。
具体的には、12歳以前から英語圏で暮らし始めたかどうかがわかれめのように感じました。
英語は使わなくなれば衰えていく
子どもは言語を習得する能力が非常に高い一方で、忘れていくのも非常に早いです。なので、英語の使用頻度が低いと驚くほど早く忘れてしまいます。
海外駐在していた子のエピソードでこんなことを聞いたことがあります。
イギリスで生まれ、3歳になったときに日本に来た子の話です。 両親は日本人で、家でも全て日本語だったのですが、ベビーシッターに預けることが多かったので、現地の3歳児と同程度の英語を普通にしゃべっていました。日本に来てしばらくは英語を話していましたが、ある夜を境にして全て日本語に切り替わりました。その子はそのときのことは全く覚えておらず、中学になってから、他の子たちと同じようにまた基礎から英語を勉強し始める必要がありました。
このように、一度身につけた外国語を全く使っていないと、すっかり忘れてしまうケースが結構あるようです。
いくら英語の早期教育を受けても、その後ずっと英語を使える環境にいなければ意味がないのかもしれません。
週1の英語教育では効果がない
海外にずっと暮らしている子どもでも帰国したらすぐに話せなくなってしまうので、話すことを目的として、週1の英語教育ではあまり効果がないことは明らかですよね。
私もそうだったのですが、小学生の時に6年間、週に1回1時間ほどの英語教室に通っていました。しかし、英語は全く話せるようにはなりませんでした。同じような経験をしている人は多いのではないでしょうか。
しかし、冒頭でも述べたとおり、幼児期に身につけた「英語耳」の効果が持続するのかはわかりません。そのため、全くの無駄だとは一概には言えません。
幼児教育で英語を学ぶデメリット
幼児教育で英語を学ぶデメリットもあります。大きくデメリットは以下の2つです。
幼児教育で英語を学ぶデメリット
- 言語に発達の遅れが生じる可能性がある
- 論理的思考力に発達の遅れが生じる可能性がある
それぞれについて説明します。
言語に発達の遅れが生じる可能性がある
子どもの生活時間が1日で12時間だとすると、インターナショナルスクールに行っている6時間を英語で、家族と過ごす6時間を日本語だとします。そうすると、日本語だけで暮らしている子供に比べると、語彙力の発達が遅れる可能性が高くなります。
この差は教育によって、埋めることはできます。しかし、その分何かの時間を犠牲にする必要があります。例えば、外で遊ぶ時間を少し短くするなど。
例えば、海外駐在の予定があるとか、海外の中学に絶対に行かせたいなど、英語を勉強する必要がある場合には幼児教育は非常に有効だと思います。
論理的思考力に発達の遅れが生じる可能性がある
1つ目の言語発達の結果、論理的思考力に発達の遅れが生じる可能性があります。言語というのは、論理的に思考する上での大切な基盤となるものです。そのため、言語発達は論理的思考力の発達に紐付いたものと言えます。
脳の80%は5歳までに完成
もちろん発達が遅れたとしても、あとから取り戻すことは不可能ではありません。
そのため繰り返しになりますが、英語を身につけることがその子にとって優先度が高いかを考えることが大切だと言えます。
論理力はいずれにしても必要
ここまで述べてきたことをまとめると以下のようなことです。
まとめ
- 生後6ヶ月から英語耳の成長が始まる
- 英語を中途半端に習わせても喋れるようにはならない
- 幼児の英語教育を行うときには論理的思考力が落ちないように注意
私自身、大学に入ってから会話をするための英語の勉強を始めたので、その大変さは非常にわかります。なので、子どもに苦労をさせないために、英語を幼児期に勉強させたい気持ちはかなりわかります。
ですが、英語か論理的思考力かどっちが必要かと言ったら、論理的思考力だと私は考えます。英語は完璧な発音で、話せる必要はなく、意思の疎通ができれば、大半の人にとって全く問題ないことは自分の経験からわかっているからです。
海外経験がなくても1年間もいればそれなりに話せるようになります。この1年は大学に入ってからでも決して遅くはありません。
幼児期の論理的思考力を伸ばすならZ会の幼児コース
幼児期に家庭で論理的思考力を伸ばすなら、Z会の幼児コースの教材が一択だと思います。他社にはない特徴的な教材が「ぺあぜっと」という教材です。
こちらの教材では論理的思考力の発達とともに、以下のようなことを力を伸ばすために作られた教材です。
ぺあぜっとで身に付く力
- 考えることをおもしろがる力
- 自分なりに解決策を考える力
- 何に対しても「なぜ?」「どうして?」と疑問を持つ力
これらは短期的に必要な能力ではなく、生涯必要になる能力であると言えます。Z会の幼児コースについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
Z会幼児コースが幼児教育にオススメな理由
今回は幼児教育を考えている方向けに、Z会(ゼット会)の幼児コースについて紹介したいと思います。Z会は昔から教育教材に取り組んでいることもあり、幼児コースの教材は継続できれば子どもの論理的思考力が向上するような仕組みになっています。
「ぺあぜっと」教材を子どもが気に入ってくれなければ、嫌々やらせてもマイナス効果です。
なので、まずは無料資料請求で送られてくるサンプル教材で試してみることをお勧めします。
» Z会幼児コースの資料請求はコチラから