0歳の子育てや教育を考える上で知っておきたい発達心理【子どもへの対応指針】
0歳の赤ちゃんにどうやって接してあげるのが今後の成長のためになるの?
と、疑問を抱えているパパママの悩みを解決する記事となっています。
赤ちゃんは当然ですが言葉をしゃべることがまだできず、正確な意思がわからないですよね。
そのため、どういった対応をしてあげるべきなのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そのお悩みの解決の1つとして、『0歳~6歳 子どもの発達と保育の本』の内容を中心に、子どもの発達心理と対応方法について紹介します。
本記事を読むことで、自分の子どもに対して余裕を持って正しい対応をする助けになるはずです。
知識として理解して、ぜひ実践してくださいね。
0歳はどういったことを理解する時期か
まず初めに赤ちゃんは、0歳の時期に大きくどのようなことを理解するのか説明します。
0歳の赤ちゃんはまだ話したり、色々なことを理解することはできません。
しかし、成長はちゃんと始まっています。
0歳は将来に向けた活力を育てる時期
0歳の赤ちゃんは、この世の中で信頼できることや信頼できないものを理解する時期です。
赤ちゃんはパパやママと日々接することで、信頼関係を築いていきます。
一方で、信頼できない嫌な体験をすることもあります。
その体験を乗り越えることで、希望という人格を育てていきます。
赤ちゃんは泣くことで信頼できる人をさがす
0歳の赤ちゃんはとにかくよく泣きますよね。
親としては、なぜこんなにも泣いているのかと困ってしまうこともあると思います。
しかし、この赤ちゃんの泣くという行為は、赤ちゃんにとってのたった1つの自己主張の方法であり、発達にとって非常に重要な行為です。
赤ちゃんは泣いたときに対応してくれた人のことを覚えて、自分に関心を持ってくれているのだと理解します。
そして、対応してくれた人のことを信頼していくようになります。
泣くこと自体は悪いことではなく、パパママを頼ってきてくれている「愛着のサイン」だと思って積極的に対応していきましょう。
さらに、赤ちゃんは6ヶ月くらいになると泣くこと以外にも、いろいろな愛着を築くための行動をするようになります。
赤ちゃんの愛着行動
- 微笑む
- 手足をバタバタさせる
- 喃語(言葉ではないアーアーといった声)を発する
- 動くものを目で追う
- しがみついたり、あとを追ってくる
ときには、ママパパが離れると泣き叫ぶことがあると思います。
これも愛着行動の1つで、ママパパを自分にとって信頼できる安心できる場所だと認識しているということです。
泣き叫ばれると親としては困ってしまうかもしれませんが、成長している証拠なので積極的に関わってあげるようにしましょう。
愛着行動にできる限り答えてあげることで、子どもの成長にいい影響を与えることができます。
その理由について説明していきますね。
パパママと信頼関係を早く築くことが大切な理由
赤ちゃんは自分にとって、パパママが安心できる場所であると確信すると、外の世界を探索できるようになります。
「何か困ったこともあってもパパママが守ってくれるから大丈夫」と1人で外を走り回ったり、友だちの輪に入って遊ぶことがきるようになります。
外の世界で積極的に活動することでさまざまな刺激を受け、かしこい脳に育っていきます。
前で述べたように、信頼関係は赤ちゃんの愛着行動に応えることで築かれていくので、たくさん愛着行動に答えてあげていってくださいね。
まとめ:赤ちゃんとの信頼関係を築くためにたくさん遊んであげよう
本記事では、0歳の子育てや教育を考える上で知っておきたい発達心理について紹介しました。
赤ちゃんとの信頼関係を築くことで、赤ちゃんが早くから外の世界を探索でき、成長につながっていくことを説明しました。
信頼関係を築くためには、赤ちゃんからの愛着行動に答えてあげることが大切です。
また、遊びなどを通じて、赤ちゃんと関わる時間を増やして信頼関係を築いていってくださいね。
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